世界基準の宿泊施設向けサステナビリティ・プログラム、80か国以上で採用拡大、日本でも日本政府観光局が支援

AI要約

世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は、80か国以上の5000軒を超える宿泊施設が「ホテル・サステナビリティ・ベーシック・プログラム」を採用したことを明らかにした。

このプログラムは、二酸化炭素排出量、エネルギー、水、廃棄物を削減することで、ホテル運営による地域社会への貢献を目的とした包括的な12段階の基準で構成されている。

世界的には、世界最大のホテルグループの1つである「Jin Jiang」のほか、「Louvre Hotels Group」「Choice Hotels」「Radisson Hotel Group」「Accor」などの大手ホテルブランドがベーシック・プログラムを採用。また、独立系ホテルなども多く参画している。

世界基準の宿泊施設向けサステナビリティ・プログラム、80か国以上で採用拡大、日本でも日本政府観光局が支援

世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は、80か国以上の5000軒を超える宿泊施設が「ホテル・サステナビリティ・ベーシック・プログラム」を採用したことを明らかにした。このベーシック・プログラムは、2023年3月に開始。ホテル経営者がサステナビリティ向上に向けた最初のステップを踏み出すためのガイドとして設計され、評価機関であるグリーンキーとSGSが監督する独立した検証プログラムとして信頼性が担保されている。

このプログラムは、二酸化炭素排出量、エネルギー、水、廃棄物を削減することで、ホテル運営による地域社会への貢献を目的とした包括的な12段階の基準で構成されている。

日本をはじめ、フィリピン、インドなども新たにこのパートナーシップに加わった。日本では、日本政府観光局(JNTO)が「日本サステナブル・ツーリズム・イニシアチブ (JSTi)」を通じて、WTTCと提携。ベーシック・プログラムの立ち上げで全国の宿泊施設を支援している。

ベーシック・プログラムは現在、英語、フランス語、スペイン語、日本語など多言語で包括的なリソースを提供している。

世界的には、世界最大のホテルグループの1つである「Jin Jiang」のほか、「Louvre Hotels Group」「Choice Hotels」「Radisson Hotel Group」「Accor」などの大手ホテルブランドがベーシック・プログラムを採用。また、独立系ホテルなども多く参画している。