〔ロンドン外為〕円、146円台半ば(20日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場の円相場は、小動きが続いた。

週末のジャクソンホール会合を控え、材料不足で取引は狭いレンジに収まった。

他通貨との相場では、ユーロが円高・ユーロ高となり、ドルはポンドやフランに対して強い値動きを見せた。

 【ロンドン時事】20日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、手掛かり材料に欠ける中、1ドル=146円台半ばでの小動きとなった。正午現在は146円41~51銭と、前日午後4時(146円33~43銭)比08銭の円安・ドル高。

 米長期金利の動向を眺めた値動きとなった海外市場の流れを引き継いだ。週末のジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長講演を控えて様子見ムードが広がる中、この日は主要経済指標の発表がなく材料難から、狭いレンジでの取引に終始した。

 対ユーロは1ユーロ=162円24~34銭(前日午後4時は161円92銭~162円02銭)と、32銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1077~1087ドル(同1.1061~1071ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2999~3009ドル(同1.2981~2991ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8590~8600フラン(同0.8630~8640フラン)。