〔米株式〕ダウ5日続伸、236ドル高=ナスダックも高い(19日)☆差替

AI要約

ニューヨーク株式相場は、楽観的な見方が続き、5営業日連続で上昇した。主要株価指数は急落前の水準を回復し、幅広い銘柄が値上がりした。

市場はジャクソンホール会議やFRBの動向に注目し、米経済の底堅さを示す指標も相次いでいる。

ダウ銘柄の中でマクドナルドやインテルなどが上昇し、一部の銘柄が下落した。

 【ニューヨーク時事】週明け19日のニューヨーク株式相場は、米経済に対する楽観的な見方が続く中、5営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比236.77ドル高の4万0896.53ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は8営業日続伸し、245.05ポイント高の1万7876.77で引けた。

 ニューヨーク証券取引所の出来高は8791万株減の7億8455万株。

 米経済の底堅さを示す指標が相次ぎ、主要株価指数はいずれも今月初めの急落前の水準を回復した。この日も先週からの流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が値上がりした。

 市場では22日から始まる経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が9月の利下げを示唆するかどうかに注目が集まっている。米民主党の全国大会も注視されている。

 米民間有力調査会社コンファレンス・ボードがこの日発表した7月の米景気先行指標総合指数は前月から0.6%低下し、市場予想を下回った。ただ、相場への影響は限定的だった。

 ダウ銘柄では、マクドナルドが投資会社の目標株価引き上げを背景に3.3%高、インテルが3.1%高、アムジェンが2.0%高、ウォルト・ディズニーが1.7%高。一方、ダウが0.5%安、ビザとコカ・コーラがいずれも0.3%安。