軽自動車は排気量が小さくランニングコストが良いけど、普通自動車と比較して「税金」はどれぐらい違う?

AI要約

自動車の維持費としては、軽自動車の方が税金が少なく、年間で2万円~3万円程度の費用を抑えられる可能性がある。

軽自動車はガソリン代や自賠責保険料以外にも「自動車税」と「自動車重量税」がかかるが、普通自動車と比較して費用が少ない。

軽自動車は車両価格も安く、総合的に見て維持費を抑えて車に乗るならおすすめとされている。

軽自動車は排気量が小さくランニングコストが良いけど、普通自動車と比較して「税金」はどれぐらい違う?

ガソリン代や駐車場、保険代など、維持費がかかる自動車ですが、一般的には軽自動車のほうが税金は少ないといわれます。

しかし、具体的に軽自動車と普通自動車でどれぐらい差があるのか、気になる方も多いでしょう。今回は軽自動車と普通自動車にかかる税金について解説します。

車の維持費として、ガソリン代や自賠責保険料のほかにも、「自動車税」と「自動車重量税」の2種類の税金がかかります。

自動車税は自動車の排気量などに応じて課せられる税金で、自動車重量税は自動車の車両重量などに応じて課せられる税金です。こちらでは、普通自動車と軽自動車の税金を比較します。

■普通自動車と軽自動車の自動車税

普通自動車(自家用車)の自動車税は、以下の通りです。

出典:東京都主税局「自動車税種別割」筆者が作成

一方、軽自動車の自動車税は一般的に四輪の自家用乗用車(エコカー減税適用なし)で、約7200円~1万2900円です。普通自動車は最低でも2万5000円ですが、軽自動車の場合は普通自動車の半分程度です。自動車税は毎年発生するため、年間で1万円以上のコスト削減につなげられるでしょう。

■普通自動車と軽自動車の自動車重量税

継続検査当時における自動車重量税の税額は、主に以下の通りです。

出典:国土交通省「自動車税重量税額について【継続車検を受ける場合】」を基に筆者が作成

※エコカー減税を適用しない場合の金額

一方、軽自動車の自動車税重量税(2年自家用車)は、5000円~8800円であるため、軽自動車のほうが1万円~2万円程度安く済ませられるでしょう。

軽自動車を選べば、両方の税金を合わせて年間2万円~3万円程度費用を抑えられる可能性があるため、乗る期間が長いほど税金面で有利といえます。

また、軽自動車は車両価格も安い傾向にあるため、維持費を抑えて車に乗るなら軽自動車がおすすめです。

出典

東京都主税局 自動車税種別割

国土交通省 自動車重量税額について【継続車検を受ける場合】

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー