米新規失業保険申請、7000件減の22.7万件 予想外に減少

AI要約

米国の失業保険申請件数が前週比減少し、労働市場の減速が続いていることが示唆された。

一方、解雇された労働者が新たな職に就くまで時間がかかっている現状が浮き彫りになっている。

継続受給件数が減少し、失業期間が長期化している労働者の増加が懸念されている。

米新規失業保険申請、7000件減の22.7万件 予想外に減少

[15日 ロイター] - 米労働省が15日に発表した8月10日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比7000件減の22万7000件とエコノミスト予想(23万5000件)を予想外に下回った。労働市場の減速が継続していることが示唆された。一方、解雇された労働者が新たな職に就くまでに時間がかかっている。

8月3日までの1週間の継続受給件数は7000件減の186万4000件となった。これは2021年後半に見られた水準に近く、失業期間が長期化している労働者の増加が示唆された。