KADOKAWA サイバー攻撃で20億円の特別損失計上 クリエイターへの補償など
AI要約
出版大手KADOKAWAがサイバー攻撃を受け、特別損失20億円を計上。4月から6月の純利益は10%減少。
25万人分の個人情報流出やサービス停止などが影響し、純利益は34億円に。特別損失により通期業績予想を下方修正。
特別損失36億円見込みで、純利益予想を97億円に引き下げ。
サイバー攻撃を受けた出版大手KADOKAWAの4月から6月までの純利益は、前年同時期より10%減少しました。クリエイターへの補償などで20億円の特別損失を計上したことが響きました。
6月にサイバー攻撃を受け、グループが持つ25万人分の個人情報が流出したほか、「ニコニコ動画」などのサービスや出版事業のシステムが停止したKADOKAWA。
きょう発表した4月から6月までの連結決算によりますと、純利益は前年同時期と比べて10.1％減少し、34億円でした。
サーバーの復旧費用やクリエイターへの補償のため、20億円の特別損失を計上したことが影響しました。
また、通期での特別損失は36億円にのぼる見込みで、これに伴って業績予想を下方修正、純利益を従来の134億円から97億円に引き下げました。
