セブン&アイHD 電力小売り事業に参入 太陽光発電などの電力を店舗に供給

AI要約

セブン&アイ・ホールディングスが再生可能エネルギーによる電力をグループの店舗に供給するため電力小売り事業に参入することを発表。

子会社設立を通じて再生可能エネルギーによる電力を調達し、来年から2万3千店舗以上に供給予定。

再エネ比率を引き上げる取り組みを通じて2030年度に国内での再エネ比率を4割にすることを目指す。

流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」が電力の小売り事業に参入し、太陽光などの再生可能エネルギーによる電力をグループの店舗に供給すると発表しました。

セブン&アイは今月1日に、電力の小売り事業を担う子会社を設立しました。

各地の発電事業者から再生可能エネルギーによる電力を調達し、コンビニやスーパーなどの店舗に来年4月から供給する予定です。

セブン&アイはセブン‐イレブンやイトーヨーカドーなど、国内でおよそ2万3千店舗を展開していて、現在、9千店舗以上に太陽光パネルを設置して活用するなどしています。

再エネによる電力の調達体制を作ることで、2030年度にはグループの国内での再エネ比率をおよそ4割に引き上げることを目指しています。