〔欧州株式〕軒並み上昇=英0.30%高、独0.48%高(13日)

AI要約

欧州株式市場は13日、軒並み上昇した。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は0.30%高で引けた。ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)やフランスCAC40種指数、ストックス欧州600種指数も上昇した。

米国のインフレ指標の影響で、英株は保険や医薬品関連株の上昇に牽引され、欧州株式市場全体もヘルスケア株などが好調だった。

FTSEの構成銘柄では、アドミラル・グループやパーシモン、セインズベリーが上昇していたが、アントファガスタやマークス&スペンサーは下落した。

 【ロンドン時事】13日の欧州株式市場は軒並み上昇した。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前日終値比24.98ポイント(0.30%)高の8235.23で引けた。

 ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.48%高、フランスCAC40種指数は0.35%高、ストックス欧州600種指数は0.52%高だった。

 米利下げ時期を占う米国のインフレ指標に市場参加者らの注目が集まる中、英株は保険株や医薬品関連株などの上昇に引っ張られ、上昇。欧州株はヘルスケア株などが好調だった。

 FTSEの構成銘柄では、自動車保険のアドミラル・グループが2.19%高、住宅大手パーシモンが2.06%高、流通大手セインズベリーが1.71%高と上げを主導。一方、産銅大手アントファガスタは2.18%安、流通大手マークス&スペンサーは1.76%安だった。

 DAXでは、エネルギー大手シーメンス・エナジー(1.94%高)やハノーバー再保険(1.67%高)、航空機エンジン大手MTUエアロエンジンズ(1.47%高)が買われた半面、医療機器のザルトリウス(1.70%安)やコメルツ銀行(0.93%安)などが売られた。