〔ロンドン外為〕円、147円台前半(12日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場での円相場は、米インフレ指標発表を控えて様子見ムードが広がり、1ドル=147円台前半で推移。

日銀の追加利上げ観測の後退や持ち高調整により円がじり安に推移し、円安・ドル高の流れが続く。

対ユーロや対ドルも円安の流れで推移し、ポンドやスイス・フランもそれぞれの相場で動きが見られた。

 【ロンドン時事】週明け12日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米インフレ指標の発表を今週に控えて様子見ムードが広がり、1ドル=147円台前半で推移した。正午現在は147円37~47銭と、前週末午後4時(146円49~59銭)比88銭の円安・ドル高。

 東京市場が休場で薄商いの中、日銀の追加利上げ観測の後退や持ち高調整などにより円がじり安に推移した海外市場の流れを引き継いだ。米長期金利の上昇も重しとなり、もみ合いながら弱含んだ。

 対ユーロは1ユーロ=161円02~12銭(前週末午後4時は160円01~11銭)と、1円01銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0922~0932ドル(同1.0918~0928ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2756~2766ドル(同1.2758~2768ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8679~8689フラン(同0.8642~8652フラン)。