栃木県・那須町の大人気スポット「GOOD NEIGHBORS」が目指すサステナブルなまちづくり

AI要約

GOOD NEWSが手掛けたサステナブルなまち「GOOD NEIGHBORS」の誕生。

東京ドーム約1個分の敷地を活用し、農業・福祉・観光をテーマに持続可能なまちづくりに挑戦。

宮本吾一さんの新たな挑戦として、バターのいとこや森林ノ牧場を通じて持続可能性を追求。

栃木県・那須町の大人気スポット「GOOD NEIGHBORS」が目指すサステナブルなまちづくり

2022年7月、「バターのいとこ」が生まれた栃木県・那須町に、GOOD NEWSが手掛けたサステナブルなまちが誕生しました。その名も「GOOD NEIGHBORS」。

東京ドーム約1個分にあたる4万3000㎡という広大な敷地を4つのエリアに分け、「農業×福祉x観光」をテーマに、持続可能なまちづくりに挑戦しています。

これまで、さまざまな地域の課題に直面するたびに、事業に取り込むことで解決に導いてきたGOOD NEWS代表の宮本吾一さん。那須の地での新たな挑戦でかなえたい未来について、迫ります。

東北自動車道・那須ICを降りて約3キロ。那須の観光名所が連なる那須街道からの脇道に、GOOD NEWS代表の宮本吾一さんたちが挑戦する新しい“まち”があります。

【宮本吾一さん】

1978年東京都生まれ。株式会社GOOD NEWS代表取締役。高校卒業後オーストラリアでの長期滞在を経て、2000年に那須に移住。一日に5000人以上が来場し伝説となった「那須朝市」の主催メンバーとして、2012年から年2回開催。2015年、朝市の常設版ともいえる農産物直売・カフェ・宿泊施設の「Chus(チャウス)」(那須塩原市)の営業を開始。2018年に「バターのいとこ」の開発・販売を手掛け大ヒット。2022年7月に複合施設「GOOD NEWS」(那須町)を開業し、持続可能なまちづくりに挑戦している。

まちのコンセプトについて宮本さんは話します。

宮本「『農業・福祉・観光』を結びつけるプラットホームとしての機能を考えています。『バターのいとこ』や『森林ノ牧場』でやってきたことを目で見て、ここを訪れた人や働く人が“持続可能”を実感できる場所づくりを目指しています」

4万3000㎡の土地には、就労支援を備えた食品製造工場がある「FACTORY」、環境に配慮したテナントが入居する「NEIGHBORS」、酪農王国・那須のミルクにまつわるおいしいものがそろう「DAIRY」の3つのエリアがあり、それぞれサステナブルをテーマに事業を展開しています。