お盆休み前にチェックしたい! 「ガソリン価格」が安い都道府県と高い都道府県はどこ?

AI要約

2024年のお盆休みに向けて、ガソリン価格に注目が集まっている。資源エネルギー庁が発表した都道府県別のガソリン平均価格を基に、安い地域や北海道の価格も紹介。

レギュラーガソリンやハイオクガソリンの価格は、愛知県や岩手県などが全国平均よりも安価。大都市圏だけでなく、ツーリングスポットでも安い地域がある。

夏の北海道もガソリン価格は比較的安い。北海道ツーリングを計画する際には、価格の要チェック。

お盆休み前にチェックしたい! 「ガソリン価格」が安い都道府県と高い都道府県はどこ?

2024年も8月に入り、もうすぐお盆休み。例年かなりの渋滞が見込まれますが、長期の休みはこの時期にしか取れないなどで、ツーリングを企画している人も多いでしょう。

でも、気になるのがガソリン価格。最近は、価格が高止まりしていますし、お盆は高速道路料金の休日割引もなし。そう考えると、可能な限り費用を抑えるためにも、できるだけ安いところで給油したいのも人情です。

でも、ガソリン価格は都道府県ごとの差も大きいため、自分が旅に行く地域では、どれくらいの価格になっているのかは、事前に調べておくといいかもしれません。

そこで今回は、参考までに、資源エネルギー庁が発表した2024年7月29日時点における都道府県別のガソリン平均価格を調査。レギュラーとハイオクの両方で、全国平均価格と比べ、安い都道府県ベスト5と高い都道府県ワースト5を紹介します。

文/Webikeプラス 編集部 平塚直樹

まずは、2024年7月29日時点で、ガソリンの平均価格が、全国平均価格と比べて安い都道府県ベスト5を紹介します。

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レギュラーガソリンが安い都道府県ベスト5

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1位:愛知県 167.7円/L(-7.2円/L)

2位:岩手県 168.4円/L(-6.5円/L)

3位:埼玉県 169.7円/L(-5.2円/L)

4位:青森県 170.3円/L(-4.6 円/L)

5位:宮城県 171.1円/L(-3.8円/L)

*2024年7月29日時点、出展:資源エネルギー庁

*( )内は全国平均174.9円/Lとの差

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ハイオクガソリンが安い都道府県ベスト5

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1位:愛知県 178.9円/L(-6.8円/L)

2位:岩手県 179.0円/L(-6.7円/L)

3位:埼玉県 180.6円/L(-5.1円/L)

4位:青森県 181.4円/L(-4.3円/L)

5位:徳島県 182.2円/L(-3.5円/L)

*2024年7月29日時点、出展:資源エネルギー庁

*( )内は全国平均185.7円/Lとの差

レギュラー、ハイオク共に1位は愛知県。全国平均価格と比べ、レギュラーで-7.2円/L、ハイオクで-6.8円/L安くなっています。愛知県は、名古屋があるため大都市圏のひとつともいえますが、首都圏では、レギュラー、ハイオク共に3位に入った埼玉県がトップ。大きな都市のある都道府県は、ガソリン価格も高いイメージがありますが、一概にそうは言えないことが分かります。

そして、レギュラー、ハイオク共に2位の岩手県、4位の青森県、レギュラー5位の宮城県、ハイオク5位の徳島県などは、ツーリングを楽しめる場所も多い地域。ガソリン価格が全国平均と比べても安いことは、とっても注目だといえます。

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夏の北海道でガソリン価格はどうなっている?

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ちなみに、夏のツーリングで定番の地といえる北海道ではどうでしょう? 2024年7月29日時点のガソリン平均価格は以下の通りです。

・レギュラーガソリン 172.9円/L(全国平均の-2.0円/L・全体の14位)

・ハイオクガソリン 184.3円/L(全国平均の-1.4円/L・全体の18位)

*2024年7月29日時点、出展:資源エネルギー庁

いずれも全国平均価格を下回っており、ガソリン価格は比較的安い都道府県の部類に入るといえるでしょう。お盆の時期に北海道ツーリングを企画している人にとっては、朗報ですね。