〔東京株式〕頭打ち=売り収束も決算発表続く(6日後場中盤)

AI要約

日経平均株価は3万4000円台半ばで頭打ちになり、売りが出尽くした状態でプライム市場の9割超がプラスで推移している。

前場終了時点では日経平均株価は前日比2957円90銭高の3万4416円32銭で、自律反発の動きが広がり、97%の銘柄が値上がりしている。

業種別株価指数は全て上昇しており、海運業や精密機器などが大きく伸びている。

 (13時52分)日経平均株価は3万4000円台半ばで頭打ちになった。「売りは大方出尽くしたようだ」(国内証券)といい、引き続きプライム市場の9割超がプラスで推移する全面高状態だ。ただ、「発表が続く決算を見る必要もあり、ここから上は買い上がれないのだろう」(同)という。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比3034円29銭高の3万4492円71銭で始まった。為替相場が再び円安・ドル高方向に振れており、日経平均は前引けに比べてやや水準を上げるなど堅調に推移している。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の前場の終値は前日比2957円90銭高の3万4416円32銭、東証株価指数(TOPIX)は207.06ポイント高の2434.21と、ともに大幅上昇。パニック的な売りはひとまず収まり、前日までの急落に対する自律反発の動きが広がった。

 97%の銘柄が値上がりし、3%が値下がりした。出来高は17億6850万株、売買代金は3兆8435億円。

 業種別株価指数は33業種すべて上昇し、海運業、その他金融業、保険業、輸送用機器、ゴム製品、精密機器の上昇率が大きかった。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高2億3047万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreは大幅高。

 (10時02分)日経平均株価は急速に上げ幅を広げている。プライム市場銘柄の98%が値上がりする全面高状態。前日とは正反対の展開になっており、「きょうの上昇は自律反発のひとことで説明できる」(国内証券)という。為替相場もドルが対円で値を戻しており、自動車など輸出関連銘柄の上昇率が大きくなっている。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比618円91銭高の3万2077円33銭と大きく値上がりして始まった。前日までの急落の反動で、幅広い業種に買いが入っている。