〔東京株式〕堅調=円安に振れる(6日後場寄り付き)

AI要約

後場の日経平均株価は前日比3034円29銭高の3万4492円71銭でスタートし、円安・ドル高の影響で堅調な推移を見せている。

前場の日経平均株価は急落からの自律反発で大幅上昇し、パニック的な売りは収まった。出来高や売買代金も高水準。

業種別株価指数は全て上昇し、海運業や輸送用機器などが特に好調。日経平均株価の上昇は自律反発の影響が大きい。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比3034円29銭高の3万4492円71銭で始まった。為替相場が再び円安・ドル高方向に振れており、日経平均は前引けに比べてやや水準を上げるなど堅調に推移している。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の前場の終値は前日比2957円90銭高の3万4416円32銭、東証株価指数(TOPIX)は207.06ポイント高の2434.21と、ともに大幅上昇。パニック的な売りはひとまず収まり、前日までの急落に対する自律反発の動きが広がった。

 97%の銘柄が値上がりし、3%が値下がりした。出来高は17億6850万株、売買代金は3兆8435億円。

 業種別株価指数は33業種すべて上昇し、海運業、その他金融業、保険業、輸送用機器、ゴム製品、精密機器の上昇率が大きかった。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高2億3047万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreは大幅高。

 (10時02分)日経平均株価は急速に上げ幅を広げている。プライム市場銘柄の98%が値上がりする全面高状態。前日とは正反対の展開になっており、「きょうの上昇は自律反発のひとことで説明できる」(国内証券)という。為替相場もドルが対円で値を戻しており、自動車など輸出関連銘柄の上昇率が大きくなっている。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比618円91銭高の3万2077円33銭と大きく値上がりして始まった。前日までの急落の反動で、幅広い業種に買いが入っている。