「一度の失敗で絶望する人」と「失敗を成功に変える人」の決定的な差とは?

AI要約

人生において努力しても思うように結果が出ないと感じることはある。しかし、失敗ではなく小さな成功と捉えることが重要であり、適切なプロセスを続ければ必ず成功につながるということが述べられている。

現実には、努力や実力だけではなく運の要素も大きく関わることがあり、失敗してもプロセスが正しければ、それは小さな成功につながると説かれている。

自分の力を確実に伸ばしていくことが重要であり、毎日少しずつでも成長していれば目標に近づいていると考えるべきである。

「一度の失敗で絶望する人」と「失敗を成功に変える人」の決定的な差とは?

 「このまま何者にもなれない人生で終わりそう……」「仕事に追われているだけで1日が終わってしまう」。そんな人におすすめの本がある。『SUPER NORMAL 凡人が上位1%の「成功者」になる抜け道』(チュ・オンギュ著 藤田麗子訳)だ。原書は昨年韓国で発売され、超話題になっているベストセラー。「自分の人生が変わるきっかけになった」「今とはちがう人生を始めたい人には教科書のようになる本」と喜びの感想が多数寄せられている。今回は特別に、本書を一部抜粋・再編集して紹介する。

● 「失敗」ではなく「小さな成功」だ

 「努力しているのに、なぜ僕の人生はよくならないんでしょう? なぜ失敗が続くのでしょうか?」

 こんな相談を受けることが多い。

 本当に一生懸命がんばったのに、なかなか成果が出ないというのだ。

 時間とお金、労力という大切なリソースを使って実力をつけたにもかかわらず、いつまでも状況がよくならなければ、むなしさを感じるのは当然だ。その気持ちは僕にもよくわかる。

 僕はなぐさめの言葉の代わりに、「試みの多くは、失敗するものだ」という厳しい現実をお伝えしたい。

 いくら努力しても、うまくいかないことはある。100%実力の領域に属しているものは、それほど多くなく、運の要素も大きいからだ。

 「運が悪かった」という理由で失敗することもある。

 しかし、プロセスが正しかったなら、たとえ失敗したとしても、試み自体は正しい選択だったはずだ。

 へこたれずに何度もトライすれば、いつかは成功するだろう。

 昨日より今日、実力は伸びただろうか? それなら十分だ。

 プロセスが正しいなら、あなたの試みは失敗ではない。成功へとつながる「小さな成功」をしたのだ。

 ※本稿は『SUPER NORMAL 凡人が1%の「成功者」になる抜け道』を一部抜粋・再編集したものです。