グーグル、エヌビディア、メタ、マイクロソフト…ハイテク大手の採用プロセスを公開(海外)

AI要約

ハイテク大手の採用プロセスは厳しく、技術評価や面接を通じて候補者を評価する。

グーグル、エヌビディア、メタ、マイクロソフトなどの企業では、コーディングや問題解決能力が重視される。

就職希望者は企業のカルチャーや価値観を理解し、多面的な面接に備える必要がある。

グーグル、エヌビディア、メタ、マイクロソフト…ハイテク大手の採用プロセスを公開(海外)

ハイテク大手の採用プロセスでは、厳格な技術評価と面接が行われる。

グーグル、エヌビディア、メタ、マイクロソフトなどでは、コーディングやデザイン、問題解決能力が評価される。

ハイテク大手に就職したい人のために、その採用プロセスを紹介する。

ハイテク大手企業へ就職するのは、極めて難しい。

グーグル(Google)、エヌビディア(NVIDIA)、メタ(Meta)、マイクロソフト(Microsoft)などの企業は、採用基準を高く設定しており、候補者はさまざまな技術評価や面接、どれだけの専門知識があるのかを試す問題解決のテストに合格しなければならない。

グーグルの採用プロセスは厳しく、競争が激しいことで知られている。あるソフトウェアエンジニアは、グーグルに採用されるまでに7回落ちたとBusiness Insiderに語っている。候補者は、厳格で体系的に構成された一連の面接を通過し、自分の強みとコミュニケーションスキルを明らかにするための自由形式の質問に答えなければならない。

一方、エヌビディアは「HackerRank(プログラミング課題を提供するサービス)」のコーディング評価など、技術的な演習に重点を置いている。また、マイクロソフトは候補者の問題解決能力、設計、コーディング、テストのスキルを評価している。

このような多面的な面接を乗り切るには、技術的なノウハウだけでなく、各企業の独自のカルチャーや価値観を十分に理解する必要がある。

大手ハイテク企業への就職を望む人の参考になるように、以下に採用プロセスをまとめた。

採用チームのメンバーは、応募者に適性があると判断すると、採用プロセスを開始するために彼らに連絡を取る。

グーグルのガイドによると、通常、候補者はまずスキルチェックのために同社の採用評価を受けることになる。技術職に応募した場合は、コーディング演習の修了を求められることもある。

次に、候補者は採用担当者、採用マネージャー、またはチームメンバーと電話またはビデオで1、2回、短い面接をする。これでスキルが評価される。

本格的な面接の前に、小さなプロジェクトを提出するよう求められることもある。その内容はケーススタディからライティング、コーディングのサンプルに至るまで多岐にわたり、候補者の問題解決能力を見るために行われるという。

実際の面接は、対面あるいはオンラインで、1日の間に3、4回にわたって行われる。この面接は体系的に構成されたもので、候補者は質問に対して自由に回答する。そうすることで採用チームは彼らの強みを明らかにし、チームとの関わり方を見ようとしている。

応募してから2カ月経っても返事がない場合は、審査が進んでいない可能性が高いとグーグルは述べている。

同社の元採用担当者であるノーラン・チャーチ(Nolan Church)は以前、候補者が突出するための5つの方法と、面接に備えるための最善の方法について、Business Insiderに紹介していた。