保守車両同士が衝突し脱線した事故 ブレーキ力が大きく低下した状態で走行が原因 JR東海

AI要約

7月、愛知県蒲郡市内の東海道新幹線で保守車両同士が衝突し脱線した事故の原因がブレーキ力の低下だったことが判明。

事故では25万人に影響が出たほか、作業員4人が重傷を負った。

JR東海は再発防止策としてブレーキ力の確認方法をマニュアル化すると発表。

保守車両同士が衝突し脱線した事故 ブレーキ力が大きく低下した状態で走行が原因 JR東海

7月、愛知県蒲郡市内の東海道新幹線で保守車両同士が衝突し脱線した事故でブレーキ力が大きく低下した状態で走行したことが原因だったことがわかりました。

 7月22日、東海道新幹線の豊橋駅と三河安城駅の間の上り線で保守用の車両同士が衝突して脱線し名古屋浜松間で終日運転を見合わせ、約25万人に影響が出ました。

 また、作業員4人が首の骨を折るなどのけがをしました。

 JR東海は、事故について追突した側の9両編成の砕石運搬車両のうち少なくとも3両でブレーキ力が大きく低下していたことが原因だったと明らかにしました。

 また、ブレーキ力の低下について確認方法を誤っていた上、前日の確認作業を怠っていたということです。

 JR東海は、今後、ブレーキ力の確認方法をマニュアル化するなどの再発防止策を講じるとしています。