ピッカピカの極み! JALの「最新フラッグシップ」日本に降臨 客室も「全クラスで刷新」…投入路線は?

AI要約

JAL(日本航空)が導入した次世代フラッグシップ「エアバスA350-1000」の4号機が羽田空港へ到着。

A350-1000はJALの長距離国際線主力機として運用され、ファーストクラスやビジネスクラスに革新的な仕様が採用されている。

JALではA350-1000をロンドン線を含む長距離路線に投入する計画で、最終的に13機体制で運航予定。

ピッカピカの極み! JALの「最新フラッグシップ」日本に降臨 客室も「全クラスで刷新」…投入路線は?

 JAL(日本航空)が導入した次世代フラッグシップ「エアバスA350-1000」の4号機(機番:JA04WJ)が2024年8月1日、エアバス社の工場があるフランス・トゥールーズから羽田空港へ到着しました。

 A350-1000はJALの現在の国内線主力機「A350-900」の胴体延長タイプにあたり、同社にとって、約20年ぶりに導入する長距離国際線むけ主力機です。現在おもに欧米などの長距離路線を担当しているボーイング777-300ERの後継機として導入され、2024年1月より運航を開始しました。

 A350-1000の客室はファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスで239席を設置。客室は全面的に刷新が図られており、姉妹機であるA350-900などに採用されている国内線最新仕様のデザインを意識した、「日本の伝統美」をモチーフにしたインテリアです。

 たとえばファーストクラスは他の航空会社ではあまり類を見ない、150cm超の高い壁を設置した完全個室型タイプ。座席は通常時の「ソファー」モードに加え、半分を座席に半分をベッドとする「シート&シングルベッド」、席をすべてベッドとして使う「ダブルベッド」、計3モードが選択できる個性的な仕様となっています。

 また、ビジネスクラスも、同社史上初の扉付き個室タイプのものが導入。プレミアムエコノミークラスには、背もたれを引き起こす際の乗客の負担を大きく減らすべく、世界の航空会社では初となる、電動リクライニング機能を備えるなど、最新鋭の座席が導入されています。

 現在JALでは、A350-1000を羽田~ニューヨーク、ダラス・フォートワース線へ投入しています。今後は羽田~ロンドン線への同型機が投入される計画で、最終的には合計13機体制での運航を予定しています。