三菱ふそう、eキャンターにダンプ車 国内初の小型EVダンプ

AI要約

三菱ふそうトラック・バスは小型電気トラック「eキャンター」のダンプ車を導入し、新明和工業が架装し、福尚に納車した。

国内初の量産の小型EVトラックのダンプ車で、ディーゼルエンジンのダンプ車に比べ、音や振動が少ない特徴がある。

福尚に導入した車両は6㌧クラスの標準キャブモデルで、バッテリーSサイズのダンプ車であり、指宿市内での業務に使用される。

三菱ふそう、eキャンターにダンプ車 国内初の小型EVダンプ

 三菱ふそうトラック・バスは29日、小型電気トラック(EVトラック)「eキャンター」のダンプ車を導入したと発表した。新明和工業が架装し、建設会社の福尚(福永昭一社長、鹿児島県指宿市)に納車した。同社によると、量産の小型EVトラックのダンプ車は国内初だ。

 2023年3月に発売した新型モデルから架装ラインアップを増やし、ダンプ車も加えていた。ディーゼルエンジンのダンプ車に比べ、荷台を上げ下げする動作時に音や振動が少ない。

 福尚に導入した車両は、車両総重量(GVW)6㌧クラスの標準キャブモデル、バッテリーSサイズのダンプ車。航続距離は116㌔㍍で、指宿市内での同社の業務に使われる見込みだ。