三菱自、ホンダ・日産連合に合流 国内大手、トヨタと2陣営に

AI要約

ホンダと日産自動車が三菱自動車を加えた協業を検討しており、EV分野での協力を強化する方向。

各社が生き残りに向けて協力する動きが加速しており、今夏に具体的な協業内容を発表する予定。

三菱自動車が持つPHVやピックアップトラックなどでホンダと日産と連携する可能性がある。

 ホンダと日産自動車が協議を進める電気自動車(EV)分野などの協業に、三菱自動車が加わる方向で調整していることが28日、分かった。

 実現すれば、国内大手はトヨタ自動車を中心とするグループと、ホンダ、日産、三菱自の2陣営に集約されることになる。

 EV化などで経営環境が急激に変化する中、各社が生き残りに向けて協力する動きが加速してきた。

 ホンダと日産は、EVのソフトウエアや中核部品を共通化する方向で検討。今夏にも具体的な協業内容を発表する見通しで、三菱自もこの枠組みに加わる方向だ。同社が強みを持つプラグインハイブリッド車(PHV)やピックアップトラックなどを通じて2社と連携する可能性もある。