アウディの新SUV「Q4 35eトロン」欧州登場!全長4.6mのコンパクトSUVに追加されたエントリーモデルの中身とは

AI要約

アウディAGが2024年7月18日にコンパクト電動SUVの「Q4 eトロン」シリーズにエントリーグレードの「Q4 35 eトロン」を追加設定した。

Q4 eトロンはアウディのコンパクト電動SUVで、日本でも2022年から導入されている。

Q4 35 eトロンは、55kWhのバッテリー容量を持ち、最大355km(SUV)および365km(スポーツバック)の走行可能距離を実現している。

アウディの新SUV「Q4 35eトロン」欧州登場!全長4.6mのコンパクトSUVに追加されたエントリーモデルの中身とは

 独アウディ AG2024年7月18日、コンパクト電動SUVの「Q4 eトロン」シリーズに、エントリーグレードの「Q4 35 eトロン」を追加設定しました。どんなクルマなのでしょうか。

 Q4 eトロンは、アウディのコンパクト電動SUVです。

 2021年に発表され、日本にも2022年から導入されています。SUVタイプの「Q4 eトロン」と、クーペSUVの「Q4 eトロン スポーツバック」がラインナップされています。

 Q4 eToroンは電気自動車専用プラットフォームMEBを採用。全長4590m×1865mm×1615mm~1630mm(Q4スポーツバックe-tronは1600mm~1615mm)、ホイールベース2765mmと、「Q3」と「Q5」の間に位置するコンパクトなボディながら、インテリア全長はQ5をしのぎ、室内空間や荷室は上位モデルに敵うスペースを実現しています。

 今回、追加設定されたQ4 35 eトロンは、スポーツバックにも設定されています。駆動用バッテリーの容量は55kWh(ネット52kWh)で、一充電での走行可能距離は、SUVが最大355km、スポーツバックが最大365kmです。

 最適な条件下なら、急速充電ステーションで25分充電すれば充電量は10%から80%に、また10分の充電で最大125km(スポーツバックは130km)の走行が可能です。

 125kW(170馬力)を発生する電気モーターは後輪を駆動します。0-100km/h加速は9.0秒、最高速度は160km/hというパフォーマンスを発揮します。

 このモーターには省エネ冷却機能があり、ギアボックス内のギアホイールの形状と配置、およびオイルを送り分配するための特別な形状の部品が、ドライブトレーンの温度を低く保ちます。

 また、2024年7月から他のQ4 eトロン シリーズもクルマのMMI(マルチメディア インターフェース)でアウディ アプリケーションストアが利用できるようになりました。

 これにより、スマートフォンを使わなくても、人気のアプリケーションを車内で楽しむことができます。また、スマートフォンを接続すれば、そのコンテンツをMMIのタッチディスプレイで利用することもできます。

 またナビゲーションのアップデートで、充電ステーションを選択したりして、正確に充電を計画することもできます。また、チャットGPTを音声入力に統合して、さまざまな質問をすることもできます。

 アウディMMIナビゲーションプラス、アウディコネクトナビゲーション、フルデジタルの10.25インチ バーチャルコクピット インストルメントクラスターも標準装備します。

 テールゲートは電動開閉式で、オプションのリモコンキーと組み合わせれば足のジェスチャーで開閉します。フロントシートはヒーターも装備しています。

 車両価格は、Q4 35 eトロンが4万5600ユーロ(日本円で約750万円。ドイツの付加価値税VAT19%込、以下同)から、Q4 35eトロン スポーツバックが4万7600ユーロ(約785万円)からとなっています。