オフロード仕様電動キックボード『MTM RiSE M-1S』国交省認定取得

AI要約

MTM japanが開発したSUV仕様の電動キックボード『MTM RiSE M-1S』が国土交通省認定機関から認定取得

公道・歩道を走行可能であり、安全性と乗車ルールの普及に注力

先行販売で最高調達額を記録し、展示会や交通安全体験会など積極的な活動を展開

オフロード仕様電動キックボード『MTM RiSE M-1S』国交省認定取得

MTM japan(運営:ムツミコネクト)は7月29日、同社が企画・開発したSUV仕様の電動キックボード『MTM RiSE M-1S』が、国土交通省認定機関による性能等確認の認定を取得したと発表した。安全性の追求とともに、乗車ルールの普及に取り組むとしている。

MTM RiSE M-1Sは、2023年7月1日施行の改正道交法に定めのある「特例特定小型原動機付自転車」に対応したモデルである。ナンバーの取得と自賠責保険の加入を行うことで、16歳以上であれば免許不要で公道・歩道を走行可能だ。時速20km/hおよび時速6km/hの2パターンの走行モードへ切替可能で、車道だけでなく歩道での走行も可能である。

ボディには軽さや強度、耐食性に優れたマグネシウム合金の鋳造リムを採用。オフロードを駆け抜ける安定した走行性を実現するため、足回りには10インチのエアタイヤとPUアブソーバ方式のサスペンションを導入している。国交省の示す保安基準適合性に対応し、耐久性の向上や転倒リスクを軽減させたことで、オフロードでも安定感を発揮する機体を実現した。

クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて実施した先行販売では891万5500円を調達し、これは同サイトにおける電動キックボード関連のプロジェクトでは最高調達額である(2024年7月現在・MTM japan調べ)。アウトドアフリークをはじめ、多くの方々から注目を集め、建設業・農業・レジャー業界など幅広い業種から関心を寄せられている。

MTM RiSE M-1Sは「性能等確認制度」の審査を通過しており、保安基準適合性等が確認された。性能等確認制度とは、国土交通省が2022年12月に特定小型原動機付自転車に関する保安基準を整備し、保安基準適合性等を確認するために創設され制度である。

また、安心安全な運転の啓発にも取り組んでおり、6月には「第32回ドリームセーフティフェスティバル」にて電動キックボード交通安全体験会に参加した。

さらに、都内にて長期展示を初開催する。MTM RiSE M-1Sの正規販売店であるグッドフェローが運営するギャラリースペースにて、本機の展示を行う。期間は8月1日から8月31日までで、一般の顧客やメディア関係者も訪問可能だ。