【新NISA】「毎月1万円・3万円・5万円・10万円」で20年間運用したら資産はどうなる?シミュレーション
2024年度から新NISAがスタートし、投資に関心が高まっています。NISAを通して投資を始めた方も増えており、物価上昇による現金の価値目減りを防ぐ手段として資産運用が注目されています。
「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年4月」によると、年齢によって異なる積立額が報告されており、リタイアを見据えた投資も行われています。
最後に、さまざまな積立額で20年間運用した場合の資産額をシミュレーションすることで、自身に合った積立額を考える参考にしてください。
2024年度から新NISAがスタートし、投資に関心が高まってきています。今まで投資経験がなくても、NISAを通して投資を始めた方も増えてきています。
最近は物価が上昇し続け、生活に負担がかかっている方も多いでしょう。現在の日本は低金利時代ですので、物価上昇が続いてしまうと現金の価値が目減りしていってしまいます。
資産運用をしてお金を増やすことで、資産が目減りすることを防ぐ手段のひとつといえるでしょう。
そこで今回はNISA制度でつみたて投資を20年間行うと仮定して、積立額別のシミュレーション結果をみていきます。
併せて記事の後半では、積立するお金を捻出する節約方法や新NISAとiDeCoの違いについてもまとめたので、そちらも確認していきましょう。
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2024年4月、株式会社400Fは「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年4月」を公表。
この調査では、新NISA「つみたて投資枠」を使った積立月額は平均5万8628円という結果でした。
年齢別の積立額は以下の通りです。
・18~29歳:4万2000円
・30~39歳:5万6102円
・40~49歳:6万1606円
・50~59歳:5万9069円
・60~69歳:6万4630円
・70歳以上:5万3182円
各年齢層での積立額は40~49歳、60~69歳の積立額が高く、18~29歳と70歳以上が低めになっています。
また、全年齢で60~69歳の積立額が最も高く、平均6万4630円です。リタイアを見据えて投資を強化している結果とも見られますね。
収入や年齢に応じて、ご自身に合った積立額でコツコツ貯蓄していきましょう。
次の章からは「毎月1万円・3万円・5万円・10万円」それぞれ20年間運用した場合の資産額をシミュレーションしていきます。