通帳ってどう捨てるのが正解ですか?もう使わない「預金通帳」がたくさんあります……。

AI要約

通帳の処分方法を手順に沿って紹介しつつ、処分する際の注意点も解説します。

使わない通帳の処分は強制されるものではないため、保管していても問題はありません。

自分で処分する際の個人情報保護の重要性についても述べています。

通帳ってどう捨てるのが正解ですか?もう使わない「預金通帳」がたくさんあります……。

通帳には住所や氏名といった個人を特定できる情報に加え、お金の流れなどの他人には知られたくない個人情報が多く記載されています。年齢を重ねると通帳は多くなりがちですが、処分方法が分からずにそのまま保管し続け、自宅にたまってしまう方は少なくないでしょう。個人情報の多さも、処分の仕方に戸惑う理由のひとつのはずです。

そこで、本記事では通帳の処分方法を手順に沿って紹介しつつ、処分する際の注意点も解説します。通帳の処分を検討している方は、この記事を参考にしてみてください。

使わない通帳の処分は強制されるものではないため、保管していても問題はありません。とはいえ、引っ越しや断捨離などを機に処分したいと考える方は多いでしょう。盗難による不正利用のリスクを最小限に抑えられるため、可能であれば処分した方が賢明です。

通帳は自分で処分する以外に、銀行窓口に持参して依頼する方法もあります。ただし、通帳の処分は銀行の基本業務ではないため、対応してくれるかは銀行次第でしょう。

基本的には通帳の記入欄がいっぱいになり、新しい通帳に移るタイミングでのみ受け付けてもらえます。単純な持ち込みでため込んだ通帳を持参しても、対応してもらえないケースが多いようです。

自分で処分する場合は個人情報の流出に細心の注意を払いつつ、以下の手順に沿って処分してください。他人に見られないようにするのは当然として、第三者に復元されないような工夫を施すことが重要です。

■個人情報を隠す

まずは、通帳の中で個人情報が記載されている部分を確認しましょう。次に、文字が透けないように黒の油性マジックや個人情報保護スタンプを使用して、個人情報を塗りつぶします。

塗りつぶしが甘い部分や漏れがあると、他人に個人情報を知られて不正利用される恐れがあります。トラブルを未然に防ぐためにも、丁寧な処理と最終確認は怠らないようにしてください。

■細かく切る

個人情報の塗りつぶしが完了したら、ハサミやカッターなどを利用して通帳を細かく切りましょう。自宅にあれば、シュレッダーを利用するのもおすすめです。

第三者による復元を防ぐため、不規則な方向に切ることも忘れないようにしてください。切り方に縦方向のみなどの規則性があると、簡単に復元されてしまう可能性があります。

■外から見えないようにして燃えるゴミで捨てる

通帳は燃えるゴミとして処分可能です。捨てる際には、外から見えないように不透明なゴミ袋を使いましょう。複数のゴミ袋に分けて捨てることで、他人に見られるリスクをより抑えられます。