再就職手当支給の申請書類3人分紛失 岡山職業安定所、個人情報記載 悪用報告なし
AI要約
岡山労働局が岡山公共職業安定所で3人分の再就職手当支給申請書類を紛失したことを発表。
書類には個人情報が含まれており、悪用の報告はないという。
誤廃棄の可能性が高いとされ、書類がなくなった3人に改めて審査を行っている。
岡山労働局は24日、岡山公共職業安定所（岡山市北区野田）で3人分の再就職手当支給申請の書類を紛失したと発表した。書類には名前や住所、賃金といった個人情報を含み、現時点で悪用の報告はないという。
同労働局によると、6月27日に申請者の1人から審査状況の問い合わせがあり、2021年8月に受理した記録は帳簿で確認できたものの書類が見つからなかった。同時期に申請した別の2人も書類がないことが判明。いずれも審査中だった。
調査の結果、担当職員が昨年4月に異動するまでの間にシュレッダーで誤廃棄した可能性が高いという。3人には必要な内容を聞き取り、改めて審査をしている。手当は失業手当の受給期間を残して早期に職に就いた人に支給される。
同労働局職業安定課は「深くおわびするとともに、個人情報の適正な管理を徹底する」としている。
