そうきたか! 「21世紀のコンコルド」どう飛ばす? 操縦席ついに公開! 昔の「超音速旅客機」から激変

AI要約

ブーム・スーパーソニックは、超音速旅客機「オーバーチュア」のコクピットを初公開しました。

「オーバーチュア」はマッハ1.7で飛行し、JALも出資しており優先発注権を持っています。

コクピットには大型の液晶ディスプレイや「サイドスティック」が採用されています。

そうきたか! 「21世紀のコンコルド」どう飛ばす? 操縦席ついに公開! 昔の「超音速旅客機」から激変

 アメリカのスタートアップ航空機メーカーであるブーム・スーパーソニックは、同社が開発を進めている超音速旅客機「オーバーチュア」の操縦席の模型を、2024年7月22日より開催されているイギリス・ファンボロー航空ショー内で展示しています。同機のコクピットの様子は、今回が初公開と見られます。

 ブームが手掛ける「オーバーチュア」は、現行のジェット旅客機の約2倍のスピードとなるマッハ1.7(約2100km/h)で飛行し、最大80人の乗客を乗せることができます。また同社にはJAL(日本航空)も出資しており、JALはこの機の優先発注権も保有しています。

 今回公開された写真などによると、「オーバーチュア」のコクピットは大型の液晶ディスプレイが並ぶもの。操縦桿は旅客機でよく見られるハンドル式の「コントロールホイール」タイプではなく、操縦席横の小さな棒を操作して機体を操縦する「サイドスティック」が採用されているようです。