米6月物価2.5%上昇 前月より縮小

AI要約

米商務省が発表した6月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で2.5%上昇し、市場予想と一致。

FRBはPCE物価指数を重視し、FOMCで金融政策を決定。利下げ時期を雇用の指標と合わせて判断。

 【ワシントン共同】米商務省が26日発表した6月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で2.5%上昇した。伸び率は前月から縮小し、市場予想と同じだった。

 米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は30~31日に金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。FRBは物価指標として、労働省が発表する消費者物価指数(CPI)よりPCE物価指数を重視。雇用の指標と合わせて、利下げ時期を見極める方針だ。