スペースX「ファルコン9」、当局が運用再開承認 打ち上げ失敗後

AI要約

米連邦航空局はスペースXのロケットファルコン9の運用再開を承認した。

ファルコン9は異常が発生し、予定の軌道に到達できなかったため運用停止となっていたが、公共の安全上の問題が見つからなかったため再開された。

スペースXは早ければ27日にも打ち上げる用意があると明らかにした。

スペースX「ファルコン9」、当局が運用再開承認 打ち上げ失敗後

[25日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は25日、実業家イーロン・マスク氏率いる米宇宙企業スペースXが開発したロケット「ファルコン9」の運用再開を承認したと発表した。

ファルコン9は11日の打ち上げの際に異常が発生し、予定の軌道に到達できなかった。

これを受けて運用停止となっていたが、FAAは公共の安全上の問題は見つからなかったとし、全体的な調査が続く間、運用できるとした。

スペースXはXへの投稿で、早ければ27日にも打ち上げる用意があると明らかにした。

11日の打ち上げについて、液体酸素の漏れがエンジン部品を過度に冷却し、ハードウエアを損傷させたと説明した。

ファルコン9は、航空宇宙局(NASA)のクルーを国際宇宙ステーションに送ることができる唯一の米ロケット。NASAは8月に次の有人宇宙飛行ミッションを行う計画だ。