日経平均株価 3万7869円 今年最大の下げ幅

AI要約

25日の東京株式市場で日経平均株価は7営業日連続で下落し、終値は3万7869円でした。

半導体関連株の売りで幅広い銘柄が売られ、ルネサスエレクトロニクスの決算発表により株価が急落。外国為替市場で円高・ドル安も影響。

日経平均株価は今月2度目の1000円以上の下落を記録し、今年最大の下げ幅だった。

日経平均株価 3万7869円 今年最大の下げ幅

25日の東京株式市場で日経平均株価は7営業日連続で下落し、終値は昨日に比べて1285円安い3万7869円でした。下げ幅は今年最大で、2016年6月以来の大きさです。

24日のアメリカ市場でナスダック総合株価指数が3.6%下落した流れを受けて、25日の東京株式市場では取引開始直後から、半導体関連株を中心に幅広い銘柄が売られました。午前中に2024年1~6月期の決算を発表したルネサスエレクトロニクスは、営業利益が前年同期比33%減の1475億円と大幅な減益だったことを受けて、株価が急落。終値は昨日に比べて13.6%安となりました。

また外国為替市場で円高・ドル安が進んだことも株価の下落の要因となりました。日銀の利上げ観測が広がったことを受けて、1ドル-=152円台と、2か月半ぶりの円高・ドル安水準となり、自動車など輸出関連株も大きく値を下げました。

日経平均株価が1000円以上下落するのは今月2度目で、12日にも1033円下落し、今年最大の下げ幅を記録していました。