〔東京株式〕軟調=円高を嫌気(24日前場)☆差替

AI要約

日経平均株価は為替の影響や日銀の利上げ観測により軟調な展開となり、午前の終値は前日比85円55銭安の3万9508円84銭となった。

株価指数は不動産業や鉱業などが下落し、出来高は7億8334万株、売買代金は1兆8384億円となった。

市場では半導体関連株の動向が注目され、バリュー株を中心にプライム市場の約7割の銘柄が値下がりしており上値は重く、一進一退の状況が続いている。

 (前引け)【プライム】日銀の追加利上げ観測の高まりを背景に、朝方に比べて為替が円高に振れたことが嫌気され日経平均株価は軟調。午前の終値は、前日比85円55銭安の3万9508円84銭。東証株価指数(TOPIX)は、10.48ポイント安の2822.91。

 73%の銘柄が値下がりし、値上がりは23%。出来高は7億8334万株、売買代金は1兆8384億円。

 業種別株価指数(33業種)は不動産業、鉱業、電気・ガス業などが下落。上昇は輸送用機器、精密機器、医薬品など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は弱含み。出来高は1億7788万株。

 【グロース】グロースCore、グロース250はともに下落。

 (10時30分)朝方に値を消していた値がさの半導体関連株に買いが入り、日経平均株価は下げ幅を縮小している。プラス圏に転じる場面も見られ一進一退の状況だ。市場関係者は「(日経平均は)7月12日以降3000円弱下げているため、自律反発を期待する動きが見られている」(大手証券)という。ただ、バリュー株を中心にプライム市場の約7割の銘柄が値下がりしており上値は重い。

 (寄り付き)前日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落したのを受け、半導体関連株を中心に売られている。日経平均株価の始値は前日比257円65銭安の3万9336円74銭。