川崎汽船、通期予想を上方修正 輸送需要が堅調

AI要約

川崎汽船は2025年3月期の連結純利益見通しを2100億円に上方修正した。

輸送需要の堅調推移や事業展開の成功が利益増に寄与している。

連結売上高や営業利益も従来予想を上回る見通しである。

Ami Miyazaki

[東京 25日 ロイター] - 川崎汽船は25日、2025年3月期の連結純利益が2100億円になるとの見通しを発表した。従来予想の1200億円から上方修正した。

輸送需要が堅調に推移すると期待されることや、持ち分法適用関連会社のOCEAN NETWORK EXPRESS(ONE)のコンテナ船事業で、紅海情勢の悪化や旺盛な貨物重要を受け、市況が予想を上回ることなどが寄与する。

連結売上高は1兆0200億円と従来予想の9800億円から上振れる見込み。営業利益予想も1020億円と従来予想の930億円から引き上げる。