英ヴァージン、A330neoを7機追加発注 A330-300は順次退役、機材更新完了へ

AI要約

エアバスはヴァージン・アトランティック航空がA330-900型機を7機追加発注したことを発表した。

今回の追加発注により、ヴァージン・アトランティック航空がA330-900を19機導入し、機材更新を完了する予定。

同社はA330-900を導入する一方、A330-300を順次退役させ、次世代機45機を運航する計画を進めている。

英ヴァージン、A330neoを7機追加発注 A330-300は順次退役、機材更新完了へ

 エアバスは現地時間7月23日、ヴァージン・アトランティック航空(VIR/VS)がA330-900(A330neo)型機を7機追加発注したと、ロンドン近郊で開催中のファンボロー航空ショーで発表した。今回の追加発注により同社が導入するA330-900は19機となり、機材更新を完了する。

 英ヴァージンによると、今回の追加発注分は2027年に受領開始を予定する。大西洋路線に投入するA330-900は、現在5機保有。今年後半に3機、2026年末までに4機を受領する見通しで、追加発注前の12機体制を構築する。

 A330-900の導入に伴い、10機保有するA330-300は9月から順次退役を始める。同社は2028年までにA330-900を19機、A350-1000を12機のほか、ボーイング787-9型機を14機導入し、計45機の次世代機を運航する計画。平均機齢は6.4年となるという。