「小林製薬」会長、社長“引責”か きょうの臨時取締役会で辞任決定 紅麹原料使ったサプリ巡る健康被害問題で

AI要約

小林製薬の紅麹原料を使ったサプリをめぐる健康被害問題で、小林一雅会長と小林章浩社長が辞任する人事を決めた。

医師からの連絡に対する遅れや報告の遅さが批判を浴び、厚労省大臣も遺憾の意を表明している。

紅麹サプリの健康被害事例が急増し、問題は深刻化している。

「小林製薬」会長、社長“引責”か きょうの臨時取締役会で辞任決定 紅麹原料使ったサプリ巡る健康被害問題で

小林製薬の紅麹原料を使ったサプリをめぐる健康被害問題で、小林製薬は、小林一雅会長と小林章浩社長がそろって辞任する人事を決めました。

関係者によりますと、きょうの臨時取締役会で、一雅会長と章浩社長が辞任する人事を決めたということです。

引責辞任とみられます。

紅麹成分が入ったサプリをめぐる健康被害問題では、医師から、1月15日に小林製薬側に連絡があったにもかかわらず、公表したのは3月22日で、「対応が遅い」との批判が集中しました。

先月には、紅麹サプリの摂取後に死亡した可能性のある事例が急増し、厚労省大臣が報告の遅さを「極めて遺憾」と批判していました。