大阪製鉄 一般形鋼販価 8契据え置き 6カ月連続

AI要約

大阪製鉄は建設用鋼材の需要が鈍いことから、一般形鋼の8月契約価格を前月比で据え置くと発表した。

製造コストは電力値上げや輸送費の上昇で膨らんでいるが、販価は据え置かれた。

一般形鋼の主な向け先である建設業界において需要が低迷している状況が背景にある。

 大阪製鉄は22日、一般形鋼の8月契約価格(等辺山形鋼・不等辺山形鋼・溝形鋼)を前月比で据え置くと発表した。電力値上げや輸送費などの上昇で製造コストは膨らんでいるが、一般形鋼の主な向け先となる建設用鋼材の需要が鈍いことなどから販価を据え置いた。