あさって「土用の丑の日」 うなぎ“ふんわり”美味しく温めるには
土用の丑の日に家庭でうなぎを温める方法をプロが伝授。クッキングシートを使用してふんわりと仕上げるコツを紹介。
お酒をふり、クッキングシートで包むことで臭みが逃げ風味が向上。ポイントはふんわりと包むこと。
600ワットのレンジで1分加熱すると、ふわトロなうなぎが完成。今年の土用の丑の日は7月24日と8月5日に設定。
24日は「土用の丑(うし)の日」。うなぎを家庭で温め直す時、簡単にふんわり仕上がる方法をプロに聞きました。
暑い夏を乗り切るのに食べたいうなぎ。そんなうなぎを家で食べる時、どうやって温めていますか?
街の人(80代)
「ラップ」
街の人(60代)
「魚焼き(グリル)で2~3分焼いて食べる」
「湯煎が多いですね。鍋に水入れて沸騰させて」
街の人(50代)
「電子レンジが基本ですね。軽くラップかけて」
ラップを使うという人が多いようですが、あるものに包んでレンジで温めると、より簡単に“ふんわり”仕上げる方法があるといいます。
管理栄養士でレシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」のフードスタイリスト・森川えりかさんに教えてもらいました。
森川さん
「買ってきたうなぎを“ふんわり”仕上げる方法はとても簡単です。ぜひ、みなさん試してください」
佐々木快アナウンサーが試してみると…。
佐々木アナ
「家でこのクオリティーを食べられたら、本当に贅沢(ぜいたく)だなと…」
何で包めば、ふんわり仕上がるのでしょうか?
森川さん
「クッキングシートを使うことで、蒸気を適度に逃してくれるので、ふっくら仕上げることができます」
うなぎをふんわりと仕上げるには、蒸気を通す性質をもつクッキングシートで包むこと。佐々木アナがやってみました!
佐々木アナ
「皿の上にクッキングシートをしいて、うなぎをのせていきます」
次に、軽くお酒をふります。
森川さん
「お酒をふることで、ふっくら仕上がりやすくなるというのももちろん、臭みが逃げ、風味がよくなるという働きがある」
うなぎを包んでいきますが、ここでポイント。
森川さん
「ふんわりと包むのが、おいしく仕上がるコツ」
ポイントは「ふんわりと包む」こと。
シートの上下を軽く折り畳み、両サイドをキャンディーの包み紙のようにひねります。
森川さん
「上の方に少し隙間が空くので、蒸気を適度に逃がして水っぽくならずにふっくら仕上げることができる」
シートの隙間からも余分な蒸気を逃がし、うなぎが水っぽくなるのを防ぎます。
あとは600ワットのレンジで1分加熱。仕上がりは?
佐々木アナ
「いい香り!おいしい!ふわトロ。身がすごくふっくらしていて、脂ものっている。うまみが逃げていない」
ちなみに今年の「土用の丑の日」は、7月24日(水)と8月5日(月)の2回あるということです。