24日は「土用丑の日」 福岡市のデパートで「ウナギフェア」開催 ランチ用の「うな重」など弁当豊富に

AI要約

福岡市のデパートで夏のスタミナ食「ウナギ」が期間限定販売されている。

大丸福岡天神店では、22日から3日間、ウナギフェアが開催され、ウナギ料理が豊富に用意されている。

需要が高まる土用の丑の日に向け、ウナギの売れ行きは好調で、1000食の準備がされている。

24日は「土用丑の日」 福岡市のデパートで「ウナギフェア」開催 ランチ用の「うな重」など弁当豊富に

梅雨も明け、やってくるのが厳しい暑さです。

夏バテにも注意が必要な時期ですが、福岡市のデパートには、期間限定で夏のスタミナ食「ウナギ」を販売する特設コーナーが設けられました。

古くから夏バテ防止や疲労回復に良いとされる、夏のごちそう「ウナギ」。

需要が高まる7月24日の「土用の丑の日」を前に、福岡市の大丸福岡天神店では、22日から3日間限定でウナギフェアが始まり、食品フロアには、かば焼きやうな重などがずらりと並びます。

◆リポーター

「今年の土用の丑の日は、平日ということで、ランチにも食べやすいお弁当が豊富だということです」

大丸では今年、ランチ需要の増加を見込んでいて、手に取りやすい価格の「うなぎちらし弁当」や「うな重」を豊富に取り揃えたといいます。

◆魚の北辰 島本洋二 店長

「サイズの大きいものを使っていますので、それなりに脂ものって美味しいと思います」

また、期間中は、福岡県内各地のウナギの名店も出店しています。

100年を超える歴史を持つ、福岡県柳川市の専門店「龍川魚商店」が販売する数量限定のうな重は、肉厚で食べ応えのあるウナギが丸々1尾入って4050円(税込み)です。

◆リポーター

「肉厚で、とっても身が柔らかい!ウナギの旨味がたっぷりです。これは精が付きそうです」

◆買い物客

「通りかかったら美味しそうやったけん。いちばん栄養が取れそうですもんね」

出店している店によりますと、今年のウナギの仕入れ価格は、稚魚であるシラスウナギの不漁や円安の影響で去年より高騰しているといいます。

◆大丸福岡天神店 立石幸菜さん

「仕入れ値は上がってきているんですが、店頭に並べる商品の価格は、企業様の努力で据え置き価格で頑張っています。やっぱり夏と言えばウナギが一番のスタミナ飯かなと思うので、皆さんにも楽しんでいただきたいと思います」

大丸によりますと、今年は早くから暑い日が続いているため、ウナギの売れ行きは好調で、土用の丑の日当日の24日は、あわせて1000食を用意するということです。