2024年1~6月の国内二輪車出荷台数、需要一巡で2年ぶりのマイナス 自工会まとめ

AI要約

2024年上期の日本の二輪車出荷台数は16万917台で前年比14.2%減少し、需要が一巡したため2年ぶりに減少した。

排気量別では、原付第二種が大幅に減少し、軽二輪と軽二輪はそれぞれ減少したが、原付第一種は増加した。

免許制度の規制緩和などが影響し、二輪車市場に変化が見られる。

2024年1~6月の国内二輪車出荷台数、需要一巡で2年ぶりのマイナス 自工会まとめ

 日本自動車工業会(片山正則会長)がまとめた2024年上期(1~6月)の二輪車出荷台数は16万917台(前年同期比14.2%減)だった。21年以降、新型車効果やアウトドアブームで18万台以上の水準を維持していたが、需要が一巡し、2年ぶりに減少に転じた。

 排気量別では、原付第二種(51~125cc)が5万6626台(同27.1%減)と大幅に減少した。原付二種は免許制度の規制緩和などを背景に、昨年上期は7万7656台と2000年以降で最多だったが、今期は反動減で台数を落とした。

 軽二輪(126~250cc)は2万1310台(同32.1%減)、小型二輪(251cc以上)、原付第一種(50cc以下)は5万3945台(同12.8%増)だった。