〔ロンドン外為〕円、157円台半ば(19日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場での円相場が、米長期金利の上昇により1ドル=157円台半ばに下落。

海外市場の流れを受けて円売り・ドル買いが進行し、円は一時156円台に下がったが、その後はドルの買い戻しなどで再度下落。

ユーロやポンド、スイス・フランの相場もそれぞれの動きを見せている。

 【ロンドン時事】週末19日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の上昇を背景にじり安に推移し、1ドル=157円台半ばに下落した。正午現在は157円41~51銭と、前日午後4時(156円70~80銭)比71銭の円安・ドル高。

 米金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが進行した海外市場の流れを引き継いだ。円は朝方、世界的なITシステム障害を受け、投資家のリスクを回避する動きから円買いが進み、一時156円台に下げ幅を縮小。その後はドルが買い戻されたほか、米金利の上昇につれた円売り・ドル買いも相場を押し下げた。

 対ユーロは1ユーロ=171円33~43銭(前日午後4時は171円05~15銭)と、28銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0879~0889ドル(同1.0910~0920ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2915~2925ドル(同1.2973~2983ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8890~8900フラン(同0.8836~8846フラン)。