国債購入減額「段階的に」 市場会合の議事要旨公表 日銀

AI要約

日銀は国債買い入れの減額計画について市場参加者との会合の議事要旨を公表した。

出席者からは、段階的な減額が望ましいとの意見が多かった。

現在の買い入れ額は月間6兆円程度で、購入額について3兆円程度が望ましいとの声が多かった。

 日銀は19日、今月9、10両日に開いた国債買い入れの減額計画に関する市場参加者との会合の議事要旨を公表した。

 出席者からは、減額のペースについて「段階的な減額が望ましい」との意見が目立った。日銀は6月の金融政策決定会合で、市場参加者の意見を聞いた上で、7月会合で1~2年程度先までの具体的な減額計画を策定することを決めた。

 現在の買い入れ額は月間6兆円程度。会合では購入額について幅広い意見が出されたが、「3兆円程度」が望ましいとの声が多かった。