IBEX、能登復興支援の絆チャーター 仙台-小松、北陸の観光後押し

AI要約

アイベックスエアラインズが仙台-小松間のチャーター便を9月に設定。能登半島地震の復興支援企画に活用。

チャーター便の運航日やスケジュール、搭乗機材について。

能登半島地震から半年が経過し、北陸地域の観光産業再生に向けた支援活動が行われている。

IBEX、能登復興支援の絆チャーター 仙台-小松、北陸の観光後押し

 仙台空港を拠点とするアイベックスエアラインズ(IBEX、IBX/FW)は、仙台-小松間のチャーター便を9月に設定する。能登半島地震の復興支援企画で、仙台市の旅行代理店ツアー・ウェーブが主催する北陸などを周遊する3泊4日の「北陸応援絆チャーター」ツアーに活用する。

 運航日は仙台発が9月6日、小松発が9日。運航スケジュールは、6日の小松行きが仙台を午前10時40分ごろ出発し、午前11時45分ごろに到着する。9日の仙台行きは午後7時5分ごろに小松を出発し、午後8時5分ごろに着く。機材は旧ボンバルディアCRJ700型機(1クラス70席)で運航する。

 仙台と北陸を結ぶ定期便は、トキエア(TOK/BV)の新潟-仙台線のみ。仙台-北陸間は通常、高速バスなどでアクセスし時間がかかるが、今回のチャーター運航により1時間程度で到着できる。

 今年1月1日に発生した能登半島地震は、被災から半年が経過。復興へはまだ遠いものの、温泉旅館や観光地は営業を順次再開している。今回のチャーター便を活用したツアーを主催するツアー・ウェーブの江口篤代表は、2011年の東日本大震災で被災した経験を持つ。「多くの方々が東北を訪れ、観光産業を支援してくださった」(江口代表)ことから、被災地域の現状を知ることに加え、北陸の観光産業再生の後押しで支援したい考え。