今ではグーグルマップより使いやすい!? 人気上昇中の無料地図アプリ アップル純正「マップ」 の“現在の実力”とは
日本では、スマートフォンの普及率が97%に達しており、様々な無料アプリが開発されている。
Googleマップが日本で最もシェアが高い無料地図アプリであり、2005年にリリースされた。
Appleマップはトラブルを乗り越え、安心して利用できるようになっている。
日本では、携帯電話所有者のうちスマートフィン(スマホ)の割合は、2024年1月の調査で97%だといわれています(NTTドコモ モバイル社会研究所調べ。以下同)。
初代iPhoneが登場したのは2007年のこと。2010年でのスマホ比率は4%だったのが、爆発的に普及が進み、2015年には51.1%と初めて50%を超え、2017年には71.7%、2019年には85%、2021年には92.8%となりました。
スマホの普及にともない、多くの無料アプリが開発されてきました。
スマホに内蔵されたGPSを用いて道案内をしてくれる地図アプリ、カーナビアプリも多数存在しています。
いま、日本でのシェアが一番だといわれている無料地図アプリが「Googleマップ」です。
Googleマップは、2005年7月にすでに日本語のベータ版がリリースされています。2010年には正式版が登場、ゼンリンの地図データを使いながら、アップデートでストリートビューや渋滞情報などが提供され、現在に至っています。
iPhoneのOS、「iOS」に標準搭載されるアップル純正の「map(Appleマップ)」は、Googleマップよりも後、2012年にリリースされました。
ただしリリース当初、全世界的に不具合が発生。この段階で、iPhoneユーザーの多くがGoogleマップへと移行してしまったといいます。
その後「Yahoo!カーナビ」や「モビリンク」など、市販カーナビのような案内が受けられる無料地図アプリも続々と登場、有料の地図アプリを含め現在では多くのアプリがリリースされています。
そんななか、Appleマップの使い勝手は2024年現在、どうなのでしょうか。
※ ※ ※
Appleマップは言わずと知れた、iPhoneの「iOS」に添付される無料で使えるカーナビ用アプリです。
2012年に提供された当初はさまざまなトラブルに見舞われましたが、iOSの更新とともにアップデートされて着実に進化を遂げ、今ではそうしたトラブルもすっかり解消。
むしろ、特に狭い道を案内するようなこともなく、安心してルート案内を任せられることに好感が持てます。