KINTO、「クラウンスポーツ」「プリウス」など4車種のPHEVを8月からサブスクサービスで取り扱い開始

AI要約

KINTOは、サブスクリプションサービスのラインアップを強化する一環として、トヨタのPHEV(プラグインハイブリッド車)を取り扱うことを発表。

対象車種は4車種で、2024年8月上旬から取り扱いが開始される。

KINTOのサブスクリプションサービスは、月額利用料を支払うことで車両を利用でき、初期費用フリープランと解約金フリープランの2つのプランが用意されている。

KINTO、「クラウンスポーツ」「プリウス」など4車種のPHEVを8月からサブスクサービスで取り扱い開始

 KINTOは7月12日、サブスクリプションサービスのラインアップを強化する一環として、トヨタ自動車が販売しているPHEV(プラグインハイブリッド車)の取り扱いを8月上旬から開始すると発表した。

 対象となるのは、トヨタ「クラウンスポーツ」(2023年12月発売モデル)、「プリウス」(2023年3月発売モデル)、「ハリアー」(2022年10月発売モデル)、レクサス「NX」(2021年11月発売モデル)の4車種で、今後トヨタが新たに発売するPHEVも順次追加していくとした。

 4車種の取り扱いは2024年8月上旬から開始となり、取り扱いが開始となった当日、月額とあわせてKINTOのWebサイトで案内される。なお、KINTOメンバーシップ登録車に対して、PHEVの取り扱いの開始に先立ち、具体的な日時などの詳細情報をいち早くメールで通知するとしている。

 KINTOでは、これまでガソリン車のほか、HEV(ハイブリッド車)および、BEV(バッテリ電気自動車)を取り扱ってきた。その中で、多様化するユーザーのニーズにさらにきめ細かく応えるためにラインアップを強化する必要があると考え、その一環としてPHEVを新しく加えることを決めたとのこと。

 KINTOのサブスクリプションサービスは、自動車保険(任意保険)や自動車税、メンテナンスなど、カーライフにかかる諸費用を含めた月額利用料を支払うことで車両を利用できる仕組み。販売店に加えて、オンラインでの見積もりから契約までの一連の手続きに対応しており、契約の満了の際には車両の返却のみで済む手軽さを特徴としている。

 契約にあたっては2つのプランを設けており、「初期費用フリープラン」ではまとまった資金の用意が不要で、3年・5年・7年から契約期間を選択可能。「解約金フリープラン」では、所定の申込金を支払うことで、3年の契約期間中の中途解約にかかる費用の支払いを不要としている。

 なお、新たに取り扱いが開始されるPHEVをKINTOで契約し、クリーンエネルギー自動車を購入した際に交付される「CEV補助金」を使う場合は、当該車両の4年の保有を国が義務付けているため、トヨタブランドでは「初期費用フリープラン」の5年または7年のいずれかを選択のうえ、ユーザー自身で申請する必要があるとのこと。一方、レクサスブランドは契約期間を3年と定めていることから、CEV補助金の交付の対象外となるので注意が必要となる。