中国銅輸入量、6月は14カ月ぶり低水準 価格高騰や内需低迷で

AI要約

中国の税関総署によると、6月の銅輸入量が14カ月ぶりの低水準となった。世界的な価格高騰と内需低迷が要因。

未加工銅と銅製品の輸入は43万6000トンで、前年同月比3%減少。4月以来の低水準で前月比15%の減少。

製造業が2カ月連続で縮小し、電力、建設、輸送セクター向けの銅需要が低迷。上半期の輸入量は6.8%増の276万トン。

中国銅輸入量、6月は14カ月ぶり低水準 価格高騰や内需低迷で

[北京 12日 ロイター] - 中国税関総署が12日発表した統計によると、6月の銅輸入量は14カ月ぶりの低水準だった。世界的な価格高騰と内需の低迷が背景にある。

未加工銅と銅製品の輸入は43万6000トンで、前年同月比3%減少し、2023年4月以来の低水準だった。前月比では15%減。

データには陽極、精錬、合金、半製品の銅製品が含まれる。

中国の製造業は6月、2カ月連続で縮小しており、電力、建設、輸送セクターに使用される銅への需要が低迷した。

上半期の銅輸入量は6.8%増の276万トン。