2024年上半期の中国輸出入額増加 日本との貿易額は減少も「一帯一路」国は増加

AI要約

2024年上半期の中国の貿易統計が発表され、輸出入額は2兆9800億ドルで2.9ポイント増加した。

輸出額は1兆7100億ドルで3.6ポイント増加し、主に造船や自動車が増加要因だった。

一帯一路参加国との貿易額は増加しており、日本やEUとの貿易は減少傾向にある。

中国税関総署が2024年上半期の貿易統計を発表しました。ドル建ての輸出入額は2兆9800億ドルとなり、去年の同じ時期と比べて2.9ポイント増加しています。

 中国税関総署によりますと、2024年上半期の輸出額は3.6ポイント増の1兆7100億ドル、輸入額は2ポイント増の1兆2700億ドルとなりました。

 造船がおよそ85%、自動車やICチップがおよそ20%増加するなど輸出をけん引しました。

 一方、国別の輸出入額は日本が5.1ポイント減、EUが3.7ポイント減と落ち込むなか、ASEAN=東南アジア諸国連合が7.1ポイント増、ブラジルが13.8ポイント増など、中国が進める巨大経済圏構想「一帯一路」参加国との貿易額は増加しています。