〔東京株式〕大幅下落=米ハイテク安、円高も重し(12日前場)☆差替

AI要約

日経平均株価は前日比835円10銭安の4万1388円92銭と大幅下落し、主に米ハイテク株安と為替相場の円高の影響を受けた。

業種別株価指数では保険業や電気機器業などが下落し、不動産業や建設業が上昇した。出来高は9億9482万株で、売買代金は2兆9720億円。

日経平均株価は一時1000円超の下げ幅を記録し、半導体関連株の下落やウエート上位銘柄の売りが主な要因となった。一方、全体では7割の銘柄が上昇し、反動の可能性も指摘されている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比835円10銭安の4万1388円92銭と大幅下落。東証株価指数(TOPIX)は28.41ポイント安の2900.76。連騰による過熱感が意識される中、米ハイテク株安を受けて大型半導体株などに利益確定売りが出た。為替相場の円高も輸出関連業種中心に株価の重しになった。

 31%の銘柄が値下がりし、66%が値上がりした。出来高は9億9482万株、売買代金は2兆9720億円。

 業種別株価指数(33業種)は保険業、電気機器、銀行業、海運業などが下落した。上昇は不動産業、建設業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高1億8014万株。

 【グロース】グロース250、グロースCoreは大幅高。

 (9時59分)日経平均株価は一時下げ幅が1000円を超えた。東エレク <8035> が日経平均のマイナス寄与度トップになるなど、引き続き半導体関連株の下落が日経平均を押し下げている。また、ファーストリテ <9983> 、ソフトバンクG <9984> などウエート上位銘柄の下げもきつい。一方、プライム市場全体では7割の銘柄が上昇しており、市場では「225先物主導の投機的な上昇の反動が出ているのだろう」(大手証券)との見方が出ている。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比555円16銭安の4万1668円86銭と大きく値下がりして始まった。米ハイテク株下落を受けて、幅広い業種で売りが先行している。