〔東京株式〕900円近く上昇=値がさ株けん引(9日後場中盤)

AI要約

日経平均株価が後場に入って上昇幅を加速し、前日比900円近くまで上昇。東エレクやファーストリテなど半導体関連株がけん引役。海外勢の買いが増えている可能性も。

後場では700円超高となり、前場終値を上回る展開。半導体関連株が引き続き上昇。日経平均は高値を更新。

前場は米半導体株の上昇を受けて半導体関連株がけん引して日経平均は大幅に上昇。TOPIXも上昇。業種別株価指数では非鉄金属や電気機器が上昇。出来高は8億3522万株。

 (13時50分)日経平均株価が、後場に入り上げ幅を加速している。一時前日比900円近くまで上昇。ザラバ最高値を更新し上値を追う展開となっている。東エレク <8035> やファーストリテ <9983> など半導体を含めた値がさ株が上昇をけん引。市場関係者からは「日本株への先高期待から海外勢の買いも増えているのではないか」(国内運用会社)との声が聞かれた。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は、前日比678円72銭高の4万1459円42銭と前場終値を上回って始まった。後場寄り直後には700円超高となりザラバの最高値をさらに更新して推移している。

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前日比606円10銭高の4万1386円80銭と大幅に上昇して終了した。米半導体株の上昇を受け、半導体関連株がけん引。他の値がさ株も上昇幅を拡大し日経平均は前場を高値引けで終了、ザラバの最高値を更新した。東証株価指数(TOPIX)は、17.76ポイント高の2885.37だった。

 60%の銘柄が値上がりし、36%が値下がりした。出来高は8億3522万株、売買代金は2兆0572億円。

 業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、電気機器、精密機器などが上昇。鉱業、ゴム製品、海運業などが下落。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅反発。出来高2億0760万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreは下落。

 (9時50分)日経平均株価は、寄り付き以降上昇幅を拡大。前日比で一時400円超高となりザラバ最高値を更新した。米半導体株の上昇を引き継ぎ、東エレク <8035> 、アドバンテス <6857> などがけん引している。ファーストリテ <9983> 、ソフトバンクG <9984> などの値がさ株も上昇し、前日終値付近でもみ合うTOPIXに比べ日経平均の上昇が目立っている。

 (寄り付き)日経平均株価は、前日比172円71銭高の4万0953円41銭で始まった。前日の米株市場で半導体関連株が上昇した流れを引き継いで買いが先行している。