米CPI、6月は前月比-0.1%・前年比+3.0% 鈍化傾向続く

AI要約

米労働省が発表した6月の消費者物価指数は、前月比で予想外にマイナス0.1%となり、インフレ鈍化が報告された。

前年比は3.0%上昇し、CPIの前年比上昇率は鈍化傾向にある。コアCPIは前月比0.1%上昇、前年比3.3%上昇した。

5月の消費者物価指数からの変化を見ると、前年比で鈍化傾向が続いていることがわかる。

米CPI、6月は前月比-0.1%・前年比+3.0% 鈍化傾向続く

[ワシントン 11日 ロイター] - 米労働省が11日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は、前月比でマイナス0.1%と予想外に減少、前年比は3.0%上昇となった。インフレ鈍化により連邦準備理事会(FRB)の利下げに一歩近づいたとみられている。

ロイター調査によるエコノミスト予想は前月比0.1%上昇、前年比3.1%上昇だった。5月は前月比変わらず、前年比3.3%上昇だった。

CPIの前年比上昇率は、2022年6月の9.1%をピークに鈍化している。

変動の大きい食品とエネルギー成分を除くコアCPIは、前月比0.1%上昇、前年比3.3%上昇した。5月は0.2%、3.4%の上昇だった。