冷凍・冷蔵倉庫開発に参入 24年問題受け物流新戦略 三井不動産

AI要約

三井不動産は冷凍・冷蔵倉庫の開発事業に参入することを発表した。トラック運転手不足が懸念される「2024年問題」への対策として、食品のネット通販拡大に伴う需要増を見据えている。

埼玉県杉戸町と千葉県船橋市に倉庫を建設予定で、2026年12月と2027年以降に竣工を目指す。篠塚寛之執行役員は「食品スーパーとの強い関係性を活かしたい」と述べた。

三井不動産の新たな事業参入は、物流強化戦略の一環として、冷凍・冷蔵需要の急増に対応する取り組みとなる。

 三井不動産は11日、冷凍・冷蔵倉庫の開発事業に参入すると発表した。

 トラック運転手不足が懸念される「2024年問題」を踏まえた物流強化戦略の一環で、食品のネット通販拡大などに伴い急増する冷凍・冷蔵需要を取り込むのが狙い。

 倉庫は埼玉県杉戸町と千葉県船橋市に建設予定で、それぞれ26年12月、27年以降の竣工(しゅんこう)を目指す。11日の説明会で篠塚寛之執行役員は、「食品スーパーとの強い関係性を生かしたい」と語った。