ANA、国内線特典航空券の必要マイル引き上げ 10/27搭乗分から

AI要約

全日本空輸(ANA/NH)は、国内線特典航空券の必要マイル数を引き上げると発表した。

搭乗時期と区間に応じて、500から1500マイル必要マイル数が増加する改定が行われる。

改定前後の必要マイル数や搭乗区間など、具体的な引き上げ内容も明らかにされた。

ANA、国内線特典航空券の必要マイル引き上げ 10/27搭乗分から

 全日本空輸(ANA/NH)は7月10日、国内線特典航空券の必要マイル数を引き上げると発表した。対象は冬ダイヤが始まる10月27日以降の搭乗分で、8月下旬ごろから取り扱いを始める。羽田-伊丹線の場合、改定前よりも搭乗時期に応じて500から1500マイル多く必要になる。

 特典航空券の交換に必要なマイル数は、搭乗する時期と区間で決まる。搭乗時期は3段階に分かれており、閑散期の「L(ローシーズン)」、通常期「R(レギュラーシーズン)」、繁忙期「H(ハイシーズン)」となっている。今年はローシーズンが1月11日から2月29日・4月4日から4月24日・12月1日から12月25日、レギュラーが3月1日から3月7日・5月7日から8月1日・8月19日から11月30日、ハイが1月1日から1月10日・3月8日から4月3日・4月25日から5月6日・8月2日から8月18日・12月26日から12月31日となっている。

 搭乗区間は4段階で、0-300、301-800、801-1000、1001-2000の各マイル区間に分かれている。羽田空港を起点とした場合、0-300マイル区間は大阪(伊丹・関西・神戸)、名古屋、秋田、庄内、仙台、新潟、八丈島、富山、小松、能登、801-1000マイル区間は那覇、1001-2000マイル区間は石垣と宮古となり、これらに該当しない発着区間は301-800マイル区間になる。

 改定前後の必要マイルは、羽田-伊丹線などの0-300マイル区間の場合、ローシーズンは改定前の5000マイルから改定後は6000マイル、レギュラーシーズンは6000マイルから6500マイル、ハイシーズンは7500マイルから9000マイルに引き上げられる。

 羽田-札幌(新千歳)線や福岡線などが該当する301-800マイル区間では、ローシーズンが改定前の6000マイルから改定後は7000マイル、レギュラーシーズンは7500マイルから8500マイル、ハイシーズンは9000マイルから1万500マイルに引き上げられる。

 羽田-那覇線などが該当する801-1000マイル区間は、ローシーズンが改定前の7000マイルから改定後は8000マイル、レギュラーシーズンは9000マイルから9500マイル、ハイシーズンは1万500マイルから1万2000マイルに引き上げられる。

 羽田-石垣線や宮古線などが該当する1001-2000マイル区間は、ローシーズンが改定前の8500マイルから改定後は9500マイル、レギュラーシーズンは1万マイルから1万500マイル、ハイシーズンは1万1500イルから1万3000マイルに引き上げられる。

 また、沖縄離島区間などは別途必要マイルが設定されており、改定後は引き上げとなる。