中部空港、保安サービス料10/1引き上げ 検査員の処遇改善

AI要約

中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社(CJIAC)は、国際線の旅客保安サービス料(PSSC)を10月1日に改定する。改定後のPSSCは大人・子供とも580円で、全ターミナルが対象。現行のPSSCは350円で、値上げ幅は230円となる。

PSSCは出国・乗継時に支払う料金で、中部空港では2019年9月に導入。高性能X線検査装置やスマートレーン、ボディスキャナーなどの整備を進めている。航空業界は需要の急速な回復により、保安検査員の全国的な不足が深刻化。CJIACは今回の引き上げについて「処遇改善で人手を確保し、保安体制を維持する」と説明している。

今回の引き上げは、10月1日以降に発券された航空券が対象。航空券に含める「オンチケット方式」で徴収する。9月30日以前の発券分は、改定前の現行料金を適用する。

中部空港、保安サービス料10/1引き上げ 検査員の処遇改善

 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社(CJIAC)は、国際線の旅客保安サービス料(PSSC)を10月1日に改定する。改定後のPSSCは大人・子供とも580円で、全ターミナルが対象。現行のPSSCは350円で、値上げ幅は230円となる。

 PSSCは出国・乗継時に支払う料金で、中部空港では2019年9月に導入。高性能X線検査装置やスマートレーン、ボディスキャナーなどの整備を進めている。航空業界は需要の急速な回復により、保安検査員の全国的な不足が深刻化。CJIACは今回の引き上げについて「処遇改善で人手を確保し、保安体制を維持する」と説明している。

 今回の引き上げは、10月1日以降に発券された航空券が対象。航空券に含める「オンチケット方式」で徴収する。9月30日以前の発券分は、改定前の現行料金を適用する。