東京円、161円台半ば

AI要約

10日の東京外国為替市場での円相場や米ドルの動向について報道された。

FRBのパウエル議長の発言により、日米金利差の広がりが円売りドル買いを促す影響があった。

市場では日米金利差の急速な縮小は考えにくいとの見方もある。

 10日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=161円台半ばで取引された。

 午後5時現在は前日比58銭円安ドル高の1ドル=161円49~51銭。ユーロは61銭円安ユーロ高の1ユーロ=174円67~71銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が9日の米議会公聴会で利下げ時期に関する発言を避け、米長期金利が上昇した。日本との金利差が広がるとの思惑から円売りドル買いが広がった。

 市場では「日米金利差の急速な縮小は考えにくい」(外為ブローカー)との声があった。